大型LEDビジョンの導入効果をより引き出すには、設置場所の特性や用途に合った製品を選ぶことが重要です。
本記事では、スタジアムに大型LEDビジョンを設置するメリット、期待できる導入効果、設置時に留意すべきポイントを解説しています。国内スタジアムの導入事例も掲載していますので、導入検討時の参考資料としてご活用ください。
スタジアムにおける大型LEDビジョンの活用は、観戦者の体験価値を向上させるのに有効な手段です。ゴールシーンやリプレイ映像、選手紹介、演出映像を高輝度・高解像度で表示すれば、会場全体に一体感が生まれ、観戦者の満足度向上につながります。
リアルタイム配信と連動した映像演出で、イベント全体のブランディングを強化することもできるでしょう。
スタジアムは一度に数万人規模の観客が集まる施設です。そこで視認性と訴求力に優れた広告を配信することで、高い経済効果が見込めます。
入場者数から広告の到達規模を算出しやすい上、コンテンツ管理システム(CMS)により、広告の表示回数・表示時間などを記録することが可能。自社のロゴや広告がどのように表示されたのか、中継映像やSNS上で確認し、広告効果を客観的に検証することができます。
視認性を確保するため、上層スタンドやコーナー席からも見える位置に大型LEDビジョンを設置し、角度調整を行う必要があります。柱や構造物によって死角が生じないよう、複数面のビジョンや補助モニターを設置するのも有効です。
試合やイベントでは長時間連続でビジョンを稼働させるため、発熱による劣化を防ぐ耐熱設計が求められます。
試合状況に応じて得点表示・選手情報・スポンサー広告・リプレイ映像をシームレスに切り替える必要があるため、CMSや外部映像ソースとの互換性も事前に確認しておきましょう。
| 設置製品 | LEDピッチビジョン (画素ピッチ10mm/画面サイズW6.4m × H90.0cm) |
|---|---|
| 提供会社名 | アビックス |
カシマサッカースタジアムは、茨城県鹿嶋市を本拠地とするプロサッカークラブ「鹿島アントラーズ」のホームです。選手の動作やボールの軌道などの速い動きも滑らかに表示できる点、映像のノイズが少ない点などが評価され、アビックスの大型LEDビジョンが2面設置されました。
試合時には複数ビジョンを連携させ、スタジアム全体を盛り上げる演出を行っています。
| 設置製品 | 屋内用LEDビジョン (画素ピッチ5mm/画面サイズW24.96m × H96.0cm) |
|---|---|
| 提供会社名 | LED TOKYO |
船橋アリーナは、男子プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」のホームアリーナです。もともと設置されていた屋外向けの低解像度LEDビジョンから、屋内向けの高解像度LEDビジョンへとリニューアルしました。
スポンサー広告を表示したり、試合を盛り上げるための映像を放映したりする目的で、コートサイドに設置されています。
| 設置製品 | ChromaLED 8B (画素ピッチ8mm/画面サイズW21.76m × H6.72m) |
|---|---|
| 提供会社名 | ヒビノ |
パナソニックスタジアム吹田は、プロサッカークラブ「ガンバ大阪」のホームスタジアムです。北・南の両サイドに設置されていた大型LEDディスプレイをリニューアルしました。
画素ピッチを10mmから8mmに変更したことで、より滑らかで鮮明な映像を放映できるように。南側ディスプレイは画面サイズも約2倍になり、情報発信力と視認性が大幅に向上しています。
スタジアムという特殊な環境では、複数の技術要素が総合的に求められます。
中継映像のノイズを抑え、選手の素早い動きを滑らかに再現したいなら、リフレッシュレートの高さに注目。得点や選手紹介、リプレイや広告などの映像をシームレスに切り替えるには、映像配信システムやCMSとの互換性が重要です。
屋外スタジアムなら、日差しに負けない輝度、防水・防塵性能、耐熱・耐衝撃性能を備えている製品を選びましょう。設置工事は、スタジアムの大型LEDビジョン設置・運用実績が豊富な会社へ依頼するのがおすすめです。
各メーカーの製品ラインナップや対応力、導入事例を調査。設置場所・目的別におすすめのメーカー3選をご紹介。
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