大型LEDビジョンはメンテナンス次第で、寿命や故障トラブルの頻度が変わります。ここでは具体的なメンテナンス内容やタイミング、メンテナンスを行わない場合のリスクなどを解説しています。
大型LEDビジョンは、複数の電子部品で構成され、それぞれが連携して映像を表示しています。 どの部品も長時間の使用で負荷がかかりやすいため、定期的にメンテナンスすることが大切です。
特に屋外の場合は、雨風や気温差などの影響を受けやすいため注意してください。部位ごとに注意したい不具合やリスクは以下のとおりです。
| 部位 | 懸念される不具合・リスク |
|---|---|
| LED素子 | ドット欠け・変色・輝度低下で、映像の見栄えが損なわれる恐れがあります。 |
| 電源ユニット | 電力供給が不安定になり、画面が急に消える可能性も。 |
| 映像制御装置(コンバータ) | 信号不良で映像が表示されない、乱れるなどの不具合がでることがあります。 |
| キャビネット(外装筐体) | 防水性が落ちると、屋外の場合は、内部に雨水が入りショートの原因になることも。 |
| ビジョン本体を支える鉄骨フレーム | 錆やゆがみにより強度が低下し、落下のリスクを伴います。 |
| 配線・ケーブル類 | 接触不良や腐食によって、一部が映らなくなることも。 |
LEDビジョンの点検頻度は、設置場所や使用状況によって異なりますが、1年に一度の定期点検を目安に計画するのが基本です。
風雨や気温変化の影響を受けやすい屋外設置の場合は、半年~1年ごとの点検が一般的です。(※)
台風や強風、大雨などの悪天候が通過した後は、機材や配線の状態に異常が生じていないか、念のための臨時点検を行い、不具合の早期発見と事故の予防に繋げましょう。
また、イベントやキャンペーンなどで稼働負荷が高まるタイミングでは、事前または事後に機器の状態をチェックすることで、表示不良や急な停止を未然に防ぐことができます。
メンテナンス時には、各部品やLEDビジョンを支える骨組み・キャビネット、電源まわりなど多角的な点検が、鮮明な映像を維持するためには必要です。ここではメンテナンス箇所や方法の一部をご紹介します。
| 点検箇所 | 点検内容・対応方法 |
|---|---|
| 電源まわり | ブレーカーや配線の劣化を確認し、異常があればケーブルや配電機器を交換します。 |
| コンバータ | 信号の乱れがないか通電状態を点検。不具合時は部品交換や修理対応を行います。 |
| LEDユニット | ドット抜けや変色があれば、ピクセル単位またはユニットごとの交換で修復します。 |
| キャビネット(外装筐体) | 錆や歪み、腐食が見られた場合は新しいキャビネットに交換。屋外設置では防水・耐候性に優れた製品への交換が望ましいです。 |
| モジュール | 光量不足や不点灯があれば、同一スペックのモジュールに交換し、映像の統一感を保ちます。 |
| 鉄骨フレーム | 錆や腐食による強度の低下があれば交換し、安全性を確保します。 |
LEDビジョンのメンテナンスを怠ると、画面の一部が映らなくなる「ブラックアウト」や、色むら・チラつきなどの表示不良が発生しやすくなります。こうした状態が続けば、通行者や来訪者の目に留まりにくくなり、広告としての訴求力が大きく下がってしまいます。
配線の断線や電源まわりの異常が進行すると、映像が突然止まるなど、運用中に支障をきたすリスクも。加えて、LEDユニットを収めるキャビネット(外装筐体)や鉄骨フレームなどの構造部分が劣化すれば、落下や感電といった安全上の重大トラブルに発展するおそれがあります。
こうした不具合を放置すると、最終的には安全確保のためにビジョンの使用を停止せざるを得なくなってしまいます。表示品質だけでなく、施設全体の運用にも影響を及ぼすため、定期的な点検と早めの対応が大切です。
大型LEDビジョンは、定期メンテナンスによって映像品質と機器の安全性を維持し、トラブルリスクを軽減することができます。
メンテナンスを怠ると、表示不良によって訴求力が損なわれるだけでなく、安全上のリスクから使用停止を余儀なくされるかもしれません。 大型LEDビジョンを検討する段階からメンテナンスサポートまで視野に入れ、信頼できるメーカーや業者を選定しておきましょう。
本サイトでは、設置場所や目的別に大型LEDビジョンを紹介しています。用途にあわせた大型LEDビジョンを選びたい方は、ぜひ参考にしてください。
各メーカーの製品ラインナップや対応力、導入事例を調査。設置場所・目的別におすすめのメーカー3選をご紹介。
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