大型LEDビジョンは、ビルの屋上や店頭などの屋外広告、イベント等でも活用されています。具体的にどのようなメリットがあるのか、本記事では、導入メリットと注意点について解説します。
大型LEDビジョンは、高い視認性と柔軟な表示ができる点が特長です。ここでは、導入によって得られる主なメリットを具体的にご紹介します。
液晶モニターの約20倍(※)の明るさで、直射日光下や夜間でも映像を鮮明に表示することが可能。駅前ビルの壁面広告や商業施設の外観など、高い視認性が求められる環境でも、訴求力を維持できます。
LEDディスプレイは、小さなLED素子の集合体。LED素子それぞれが光を出す「自発光方式」です。鮮やかな色は光を強く、暗い部分は光を消すことでメリハリある表現をすることが可能。鮮やかな映像で、情報や商品をしっかりと訴求することができます。
パネル間にフレームの境目がない構造で、複数枚を継ぎ目なく連結。壁面・柱・曲面といった不規則な形状にも対応することができます。
ステージ演出など、設置場所やデザインに柔軟に合わせることが可能です。
表示コンテンツはインターネットを介してリアルタイム更新が可能なため、複数拠点の一括制御や、曜日・時間帯ごとに合わせたイベント告知などが可能です。
LEDは従来の表示機器より高効率で発光します。また長寿命なので、交換頻度を抑えて運用コストを削減することが可能(※)です。
ただし、画面のサイズや屋外か屋内かによっても異なるので、消費電力を重視する場合は適切なサイズや使用環境を考慮することが大切です。
大型LEDビジョンにはメリットだけではなく、導入前に考慮すべき注意点もいくつか存在します。ここでは、導入前に知っておくべきポイントを紹介します。
大型LEDビジョンは高輝度性能や構造強度が求められる分、導入時の本体価格が高額になりがちです。一般的に、サイズが大きいほど価格は高め。特に屋外型では耐候性や構造補強が必要なため、施工費・設置工事費も含めた総額での試算が不可欠です。
大型LEDビジョンは耐久性に優れますが、屋外設置では特に風雨・紫外線・粉塵による経年劣化が避けられません。長く安定して運用するために、定期点検や清掃の実施、故障時のユニット交換などの整備が必要です。
LEDビジョンの視認性は、広告視聴者までの距離によって大きく左右されます。
遠くからの視認を想定する場合は、ピクセルピッチ(LEDの発光素子同士の間隔)が大きめでも問題ありませんが、近距離ではより高解像度の表示(ピッチサイズが小さいほど解像度)が必要です。
そのため導入の際は、ターゲットとしている広告視聴者に応じた視認距離を考慮しなくてはなりません。
LEDビジョンは省電力設計ですが、大型で高輝度な製品や、24時間稼働、夜間点灯、屋外での使用など、規模が大きいほど消費電力が増えます。
導入前にどのくらい電力コストがかかるか、想定しておく必要があるでしょう。
LEDビジョンを設置する際は、「屋外広告物条例」や「景観条例」など、地域ごとの法令を遵守しなくてはなりません。地域によっては表示サイズや設置高さ、明るさ、点灯時間、表示内容(動画か静止画か)に制限が設けられている場合があるので注意してください。
建築基準法上の「工作物」としての確認申請が必要な場合は、自治体への事前相談と申請準備が必要です。法令違反のリスクを避けるためにも、設置前に管轄自治体の要件を調査し、計画段階で確認を進めておくことが重要です。
大型LEDビジョンは、昼夜を問わない視認性や自由度の高いレイアウト設計、リアルタイムでの表示更新により、高い広告効果が期待できます。
一方で、初期投資や法的手続き、メンテナンス体制など、導入前に把握しておくべき注意点も多岐にわたります。導入を成功させるためには、「どこに・誰に・何を伝えるか」を軸に、必要な機能や設置条件、想定されるコストや課題を整理しましょう。その上で、自社の目的と運用方法に合った大型LEDビジョンを選定することが重要です。
本サイトでは、設置場所や目的別に大型LEDビジョンを紹介しています。用途にあわせた大型LEDビジョン選定にぜひご覧ください。
各メーカーの製品ラインナップや対応力、導入事例を調査。設置場所・目的別におすすめのメーカー3選をご紹介。
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