現地調査で最初に確認すべきなのが、「本当にその位置で、想定した人に見えるか」です。
チェックポイントは以下の通りです。
図面上では問題なさそうでも、現地に立つと「ほとんど見られない位置」だった、というケースは珍しくありません。
特に屋外では、太陽の向き・時間帯による見え方を必ず確認しましょう。
電源まわりは現地調査で最も重要かつ、追加工事・追加費用が発生しやすいポイントです。
確認すべき項目は次の通りです。
「電源は近くにあるから大丈夫」と思っていても、実際には容量不足で分電盤工事が必要になることも多いため、必ず電気担当者を交えて確認するのが理想です。
次に重要なのが、LEDビジョンを安全に固定できるかという点です。
屋上設置の場合は、防水層への影響や架台固定方法も必ず確認します。
吊り下げ設置では、落下防止対策や二重ワイヤーなど、安全基準を満たせるかが重要です。
現地調査で見落とされがちなのが、搬入と施工動線です。
「現場には入るはず」と思っていても、実際にはエレベーターに入らず、急遽クレーン作業になって費用が跳ね上がるケースもあるなど、実寸での確認が非常に重要です。
LEDビジョンは屋外・半屋外環境の影響を強く受けます。
IP等級が高くても、実際の雨仕舞が甘ければ故障リスクは高まります。
カタログ性能と現場環境が合っているかを必ず確認しましょう。
現地調査では、導入後の運用・保守も必ず想定します。
「設置はできたが、修理できない」という状況にならないよう、保守導線まで含めて確認することが重要です。
設置場所によっては、次のような法規制・ルールが関係します。
現地調査時に、誰の承認が必要か/どこに申請が必要かを整理しておくと、後工程がスムーズになります。
現地調査後は、必ず情報を整理します。
これをRFPに反映し、条件を揃えたうえで再見積を取るのが理想です。
現地調査は、トラブルを「起きる前に潰す」工程です。
大型LEDビジョン導入では、現地調査の質がそのまま導入結果に直結します。
電源・構造・搬入・環境・保守・法規制。この6軸を意識して現地調査を行えば、「こんなはずじゃなかった」導入は防げます。
次のステップとしては、検収・受入テスト項目を確認し、設置後の品質チェックまで見据えておくと安心です。
各メーカーの製品ラインナップや対応力、導入事例を調査。設置場所・目的別におすすめのメーカー3選をご紹介。
大型ビル・商業施設
ライブ会場・スタジアム
公共施設・学校