大型LEDビジョンの導入にどれくらいの費用がかかるのか、気になる方は多いでしょう。本ページでは、用途別(屋外・屋内)やピッチ(画素間隔)ごとの価格相場を整理しています。 ぜひ導入の際の参考にしてください。
価格相場(1㎡あたり)は下記の通りです。
| ピッチ | 屋内用 | 屋外用 |
|---|---|---|
| P0.9 | 210万円/m2 | - |
| P1.5 | 75万円/m2 | - |
| P2.0 | 66万円/m2 | - |
| P2.5 | 60万円/m2 | 70万円/m2 |
| P3.0 | 50万円/m2 | 65万円/m2 |
| P4.0 | 35万円/m2 | 60万円/m2 |
| P5.0 | 30万円/m2 | 55万円/m2 |
| P6.0 | 25万円/m2 | 50万円/m2 |
| P8.0 | - | 40万円/m2 |
| P10.0 | - | 30万円/m2 |
| P16.0 | - | 25万円/m2 |
LEDビジョンの価格は、主に「ピッチ(LEDチップ同士の間隔)」と「設置環境」によって決まります。ピッチの値が小さいほど表示が高精細になりますが、その分1m2あたりの単価も高めです。
また、屋外用は防塵や防水機能、太陽が出ているときも見えやすくするための高輝度対応などが求められるため、屋内用よりも価格が高くなります。
床用の大型LEDビジョンは、演出や体験を強化する場面で使用されます。ディスプレイ上に物や人が乗る・踏む・飛び跳ねることを前提とした製品のため、重さや衝撃に耐えられる設計です。
通常の床用大型LEDビジョン相場は確認できませんでしたが、超薄型床用LEDビジョン(マットタイプ)の費用目安は、1m2あたり45万円~です。
大型LEDビジョンの導入には、「本体価格」だけでなく、「設置環境に伴う工事費(導入費用)」も必要です。費用は工事の規模によって異なります。
例えば、壁面設置であっても屋外と屋内では取り付けの方法や安全対策が異なるため、工事費に差が生じます。設置位置が高所の場合はリフトやクレーンの手配が必要になるほか、構造補強や足場組立なども行わなくてはなりません。
ネットワーク対応型を採用する場合には、LAN配線や通信インフラ構築といったネットワーク工事も必要。その分の機材費や人件費などが発生します。
大型LEDビジョンの導入コストは、画面サイズとピッチ(画素間隔)によって大きく変動します。サイズが大きくなるほど、組み合わせるモジュールの枚数が増えるため価格は高め。その分遠方からの視認性が高まり、広範囲への訴求が可能になります。
一方ピッチは、小さいほど価格が高くなります。ピッチが小さいということは、より細かく高精細な画面表示が可能になるということ。同じサイズでも複雑な電子部品が多くなる分、単価が高くなってしまいます。用途や設置距離に応じて、表示品質と予算のバランスを見極めることが、コスト最適化のポイントです。
大型LEDビジョンの導入では、初期費用の安さだけで判断するのは非常に危険です。低価格な製品の中には、品質に問題があったり、寿命の短い粗悪な部材が使われていたり、施工時の図面が作成されないケースもあり、結果として故障や追加工事によるコスト増大につながる恐れがあります。一方で、高品質なLEDビジョンは約10万時間の長寿命を実現でき、長期間にわたり安定した運用が可能です。広告媒体として活用すれば、広告枠の販売によって収益化も期待でき、投資対効果の面で大きなメリットがあります。単価だけでなく、長期的な収益性や維持コストを含めて検討することが、結果的に「高くても元が取れる」賢い選択につながります。
大型LEDビジョンの導入には、製品本体以外に「設置工事」「支持材(架台)」「システム機器」などの費用が発生します。代表的な3つの活用シーンにおける概算費用のシミュレーション結果を以下にまとめました。
ビルの屋上に看板として設置する場合、遠方からの視認性を確保するため、大型かつ高輝度なモデル(画素ピッチは広め)を採用します。高所作業を伴うため、足場代や強固な支持材の費用が、総コストの中で高い比率を占めるのが特徴です。
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| LEDビジョン本体 | 約1,200万円 〜 1,500万円 |
| 支持材・架台製作 | 約150万円 〜 250万円 |
| 足場・高所作業費 | 約200万円 〜 300万円 |
| 設置・電気・システム工事 | 約300万円 〜 500万円 |
| 【合計総額】 | 約1,850万円 〜 2,550万円 |
展示会やコンサート会場などで、背面に巨大な映像を映し出すケースです。近距離からの閲覧を前提とするため、屋外看板よりも精細度の高いモデル(P4〜P6前後)が選定されます。
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| LEDビジョン本体 | 約900万円 〜 1,100万円 |
| 吊り下げ用支持材・フレーム | 約80万円 〜 150万円 |
| 取付・調整工事 | 約100万円 〜 200万円 |
| コントローラー・配信システム | 約50万円 〜 100万円 |
| 【合計総額】 | 約1,130万円 〜 1,550万円 |
屋内の壁面に設置し、プロモーション映像や案内を表示するケースです。至近距離での視認を前提とするため、P2前後の極めて精細度の高いモデルが求められます。設置面積が小規模な場合でも、1㎡あたりの単価は他の用途と比較して高くなる傾向にあります。
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| LEDビジョン本体 | 約300万円 〜 400万円 |
| 壁面取付用金具 | 約10万円 〜 30万円 |
| 設置・調整費 | 約20万円 〜 50万円 |
| 周辺機器(STB等) | 約10万円 〜 30万円 |
| 【合計総額】 | 約340万円 〜 510万円 |
高品質と低価格を両立したコストパフォーマンスに優れたLEDビジョンです。1.5mm〜16mmまでの幅広いピッチに対応し、屋内外問わず多様な設置環境に柔軟に適応します。軽量設計やベゼルフリー構造により映像表現力を高めるとともに、壁掛け・天吊り・自立式など設置方法も豊富。商業施設やイベント、公共空間まで幅広い用途で活用でき、導入しやすい価格帯も特徴です。
超高精細な映像表現とシームレスな施工性を兼ね備えたLEDディスプレイです。最小0.9mmピッチの高密度LEDにより、近距離でも美しく滑らかな映像を実現。コードレス設計とジョイント構造により設置や組立が容易で、施工性にも優れています。さらにマグネット式モジュールによりメンテナンス性も高く、イベント用途から常設ディスプレイまで幅広いシーンで活用できる製品です。
高輝度・高視認性を備え、昼夜を問わず鮮明でインパクトのある映像表現を実現する大型ディスプレイです。液晶の約10倍に相当する明るさにより遠距離からでも視認しやすく、商業施設や屋外広告に最適。防水・防塵性能を備えた耐候設計で悪天候下でも安定稼働し、モジュール構造による自由なサイズ設計や部分交換にも対応。AIによる自動輝度調整や配信管理機能も搭載し、効率的な運用を可能にします。
複数の液晶ディスプレイを組み合わせて大画面を構築できる高精細サイネージです。薄型ベゼル設計により連結部の境界を目立たせず、シームレスな映像表現を実現。レイアウトは2×2や縦横連結など自由度が高く、設置環境に応じた柔軟な構成が可能です。近距離でも鮮明な映像表示ができ、商業施設やエントランス、イベント会場など幅広い用途で高い訴求力を発揮します。
大型LEDビジョンの価格は、画面サイズやピッチに加え、設置場所の条件によっても大きく変動します。無駄なコストを抑えるには、まず「どこに設置するか」「どのような表示性能が必要か」を明確にし、自社の用途に合った製品を選定することが重要です。
本サイトでは、設置場所や目的別に大型LEDビジョンを紹介しています。用途にあわせた大型LEDビジョン選定の参考にぜひご覧ください。
各メーカーの製品ラインナップや対応力、導入事例を調査。設置場所・目的別におすすめのメーカー3選をご紹介。
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